WooCommerceで作られた国内ECサイトを検索してみた!Elementorを使っているサイトはどれくらい?

利用のハードルが下がったWooCmmerceの設定、運営方法…そこで実際に運営されているサイトを検索&紹介!

WooCommerceでECサイトを構築する方法を調べてみて、決済や日本語化を含めて2020年以前の環境と比較すると格段に良くなっていることが判明した。では振り返って…実際に日本語で運営されているWooCommerceのサイトはあるかどうか調査をしてみた。

まあ、サイトで使っているプラグインなんてHTMLに直書きされているから「WooCommerce」をキーワードにしてみたらすぐにわかるだろうと思っていたら…なんとHTMLのソースコードを検索する機能はGoogleさんにはないことが判明した。

なんだよ、10億人ユーザーがいてもそんなもんかと思い、いろんな検索サービスに登録してゴニョゴニョしてみたところ、探す方法をハッケンしたのであった。
その結果が以下のリストである。血と汗はないけど、時間を浪費して入手したデータである。

どうぞ、ご査収ください!

儀平屋
海外需要が見込める、刀剣関連の販売サイト

http://giheiya.com/

テーマ:Fujiyama
決済:Square/Paypal
海外からの需要が見込めそうな刀剣関連の高額商品を扱うECサイト。多言語対応はしておらず日本語と英語が併記されている。言語の切り替えを自動化できたら少し信頼性が上がりそう。

LIXTICK
ベースカラーはグリーン オリジナルのファッション雑貨を販売

http://www.lixtick.com/

テーマ:Storefront
決済:イプシロン/Paypal
「LIXTICK」とは、大阪府西区土佐堀の株式会社oakが経営する日本のブランド。ブランドのイメージカラーはグリーン。ベースのテーマを活かしながら、画像、デザインについて細部にこだわって構築されている。StorefrontはWooCmmerceサイトではよく利用されるテーマなんだが…色、フォント、画像ともに基本を押さえているので非常に完成度は高い。いや、本当に素晴らしい。かつ基本は大事。

CS-MAVERICK
迅速・確実に自転車パーツをお届けする通販サイト

https://cs-maverick.com/

テーマ:Flatsome
決済:ソニーペイメント
ロードバイク用のパーツ・アクセサリーを販売するオンラインショップ。決済はソニーペイメント。カードブランドのロゴの掲示、FAQ、特商法の表示など運営がしっかりしている印象。

マイサカ家具
静岡県の老舗家具販売店

https://www.maisakakagu.com/

テーマ:Mesmerize
決済:Stripe
「Mesmerize」は、リッチ系のエディターらしいが、Elementorのようにフロントエンドでサクサクデザインするというより、WordPressのダッシュボード内の「外観>カスタマイズ」のメニュー内にいろいろなオプションが追加される…ので、その設定メニューを駆使して構築していくタイプ。

サイクルパークトミー
大阪府石津川駅近くにあるオシャレな自転車屋さん

http://cycleparktomy.com/

テーマ:Oxygen
決済:Paygent
一般の子供乗せ自転車やマニアックな自転車までを扱うECサイト。テーマはなんと「Oxygten」。超レアなビジュアルエディターじゃないですか!最新版は知らないけど、自分が使ってた頃は、設定部分がElementorよりも多くて「シンドイなぁ」と思った記憶が…。いまはどんなんか知りません。今度調べてみよう。ライセンスもってたハズ!

バリ・ツアーズ.com
バリ島旅行の現地ツアーを日本から予約!

https://bali-tours.com/

テーマ:オリジナル(京都の開発会社がつくってる)
決済:不明
ECサイトとはいっても、バリ島の現地ツアーを予約できるサイト。予約プラグインはWooCmmerceのアドオンである「WooCommerce Bookings」を使っている。専用の有料プラグインを使っているだけあって非常にメジャー感があり、動作も内容も安心できる配慮があちこちに感じられる。WordPressで予約サイトを作るのであれば、ぜひに参考にしたいサイトだ。

ALEXIA STAM
遊び心のあるウェア、生活雑貨などを扱うブランドのECサイト

https://alexiastam.com/collections/

テーマ:Flatsome
決済:Paygent
デザイン、画像ともにコスト(時間)を使っているだけあって素晴らしい仕上がり。いや、こんな仕事がしてみたいというお手本。やっぱりねぇ、アパレルの人たちってわかってるんですよね。画像やデザインにコストかけないと、エンドユーザー(購入者)に訴求できないって。WordPress、WooCmmerceの構築事例として共有されるべきサイトですよ。ほんと。

SamuraiCraft
宮城県でハンドメイドのレザーアイテムを制作販売

https://samurai-craft.com/

テーマ:Flatsome
決済:Stripe/Amazon Pay/Paypal
ハンドメイドの革製品を販売するECサイト。このサイトは「ALEXIA STAM」同様に素晴らしい仕上がり。ぱっと見でデザイン、画像ともにハイクオリティなのがまるわかり!GTranslateを利用して日本語と英語でマルチリンガル対応。円安を追い風に海外からの注文も増えていそうな雰囲気。ただ、惜しむらくは、商品紹介に画像を多用しているのだが、その画像内のテキストが日本語のまま…英語版も作って切り替えるようにするといいんではないでしょうか?GTranslateの機能でできるのかな?

仁秀|NINSHU
京都仁和寺御用達 手づくりの陶器「仁秀」公式

https://ninshu.com/

テーマ:EGO for WooCommerce
決済:銀行振り込み
京都の伝統的な陶器を扱うECサイト。価格帯も高いので英語版があれば、海外から受注も取れそうだが…マルチリンガル対応しようとした名残はあるけど(アジア圏の定番多言語化有料プラグインのWPML Multilingual CMSがインストールされている)、サイトは日本語対応のみ。決済も銀行振り込みのみという残念な仕様で運営されている。ちなみにテーマは有料の「EGO for WooCommerce(TDC製)」。高級感があって画像も素晴らしいのだが…もう少し欲を出して英語に対応してください!ぜひ!

蔵家
蔵元・生産者で造られたお酒をエンドユーザーに提供

https://kura-ya.com/

テーマ:オリジナル
決済:Paygent
創業1974年の町田市の酒屋さんのECサイト。デザインはオリジナル。「蔵元・生産者の想いをお客様に伝える」とアピールしているだけあり、日本酒、ワイン、ウイスキー、ノンアルコール飲料、食品(おつまみ)などの品ぞろえを拝見すると、珍しい商品、こだわりの商品が並んでいる。もしサイトの利用者が多いのであればリコメンデーション機能をぜひ追加して運用したいところだ!利用者がいなくても、管理者おすすめの枠などを用意するといいんではと…。

DeeTA
デニムの商品にこだわるオリジナルブランドのECサイト

https://deeta-denim.com/

テーマ:Oceanwp
決済:Square
デニムカルチャーにこだわったオリジナルデザインジーンズを扱うECサイト。やはりアパレル系の画像やデザインのこだわり素晴らしい。コストをかける場所をわかっていらっしゃる。「適当に画像入れといて!」という不良クライアントを呼びつけて3時間程度みっちり説教してほしいもんだ。いやほんと。
画像がダメだとデザインでがんばっても良くならないんですよ、Webサイトって。

Anchor Bridge
神戸を拠点とするハンドメイド革製品工房

https://anchorbridge.jp/

テーマ:Betheme
決済:Square/Paypal
Bethemeというビジュアルエディターを使っており、デザインはBethemeのECサイトのテンプレートデザインを、ほぼそのままに利用している…でも、やっぱねぇ。画像がいいんですよ。画像が…。バッグひとつ紹介してても、きちんとモデルさんが持ってる画像使ってるんです。こういった手間が、そして余裕がサイトの信頼感を増していくんです…という好例です。
Bethemeですか…そうですね。フロントエンドから編集できるわけではないんで、やっぱElementorのほうが使いやすいかな。現場からは以上です!

大徳オンラインショップ
「ぽん酢」と「たで酢」の専門メーカーの直販ECサイト

https://ponzushop.com/

テーマ:Shop Isle
決済:代引き
創業60年のお店がつくるぽん酢とたで酢を扱うECサイト。ちなみにぽん酢はかんきつ類の果汁を酢で、たで酢はたで、いわゆるたで科の植物をすり潰して酢でのばしたものだそうです。
商品画像をきちんと撮影して使うことで非常に高級感をだせる代表的な事例となっている。ちなみに…「wwwあり」がBASEで運用、「wwwなし」がWooCmmerceでの運用になっている。ユーザーとして使うならBASE版のほうがいいですね。Amazon Payとか使えるので。

3D MODEL JAPAN
3Dモデリングデータのダウンロード販売サイト

https://3dmj.info/

テーマ:Storefront
決済:Stripe/Paypal
3Dのモデリングデータをダウンロード販売するサイト。家具など住宅インテリアの3Dデータがあるので、住宅やマンションなどのパース図を多用する必要があるユーザーには便利そうなサイトである。
ル・コルビジェ、アルネ・ヤコブセンといった有名デザイナーの家具のモデリングデータも扱っている。比較対象が思いつかないが、たぶん品ぞろえは素晴らしく多いのだと思われる。

駆け足で紹介した14サイト。いかがだったでしょうか?
テーマはFlatsomeとStorefrontが多く利用されており、ダッシュボードからデザインの変更ができるビジュアルエディターを活用しているサイトもあった。いや、決済関連を含めて、皆々様、いろんな工夫と試行錯誤で運用されているんですね。

ちなみに…管理者大好きElementorを使っているサイトは「DeeTA」さんだけでした。意外と少数派…。
あしからず。

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