Elemetot ProにはPaypal決済の導入可能 単品販売、寄付、Paypal利用ならサブスク支払いも利用可能!
Elementorのアドオンで導入できる決済はどんなアドオン、決済があるか調べてみた
いろんなElementor用アドオンを調べてみたところ、決済については、ほとんどがWooCommerce頼み。ElementorにWooCommerceを導入してWooCommerce対応の決済を利用してね…というスタンスが多い。
日本国内ユーザーの安心する国内決済、GMOやペイジェント(DeNA系)、ソニーペイメントサービスなどの決済を利用する場合、WooCommerceでは、WooCommerce Subscriptionsを利用する必要がある。これは利用し続ける限り支払いが発生する。決済手数料と決済モジュールの利用料金に上乗せしてElementor Proの料金、アドオンの料金も支払うとなる。日本の決済は審査も厳しく、どんどんと利用のハードルがあがっていく。こんな状態だとせっかく無料で提供されているWordPress+WooCommerce利用の選択肢はなくなってくる。こんな状態だとクライアントには管理者側からは提案しずらい…。証左としてWordPress+WooCommerceでECサイトを運営しているのは数えるほどしかない。まあ、今の時代、独自にECサイト作ろうって人もなかなかめずらしいだろうけど。
ちなみに下記がWooCommerce導入推奨、というか決済するなら他のアドオン用意してねってスタンス。
- The Plus Addons for Elementor Page Builder
- PowerPack Pro for Elementor
- Unlimited Elements for Elementor
- Essential Addons for Elementor
- AnyWhere Elementor Pro
- Ultimate Addons for Elementor
日本語対応する必要はあるが、WordPress+WooCommerce+上記アドオン+WooCommerce SubscriptionsでECサイトの構築はいがいと簡単。しかし、Elementorのアドオンに追加してWooCommerceのようなヘヴィーなプラグインを入れたくないユーザーも一定数いるのではないか?私はそうです。
そうなるとやはり、細かい部分は自分でコードを書くとしても、ノーコードでなくともElementor+アドオンで済ませられればと考えるユーザーも多いんでは?ちなみに自分はそうです。
WooCommerce要らず!そんでもってアドオンの選択肢は如何に?
決済、Payment Gatewayを独自に用意しているアドンを下記表にまとめてみた。
アドオン名 | 紹介URL | 決済① | 決済② |
---|---|---|---|
Dynamic Contents for Elementor | https://www.dynamic.ooo/ | Paypal | Stripe |
Piotnet Addons For Elementor | https://pafe.piotnet.com/ | Paypal | Stripe |
JetEngine | https://crocoblock.com/ | Paypal | Stripe |
Elementor Pro | https://elementor.com/ | Paypal | |
e-addons for Elementor | https://e-addons.com/ | Paypal |
Dynamic Contents for Elementor
最初にとりあげるのはDynamic Contents for Elementor。PaypalとStripeが利用できる。
機能としてはElementor Proのフォーム機能に、商品名、単価、注文数から合計金額を算出する機能が追加できる。この機能追加されたフォームを利用してPaypalとStripeの決済を利用する。
フォームで利用金額を算出する機能はExcelのように演算子が使えるので、合計金額、計算結果を簡単にセットできる。その金額をPaypalとStripeに送信して決済が可能。
機能の紹介ページにホテル予約、ローンのリクエスト、ピザの注文(トッピング選択あり)など、いろいろなサンプルが用意されている…がしかし!注文者の住所などを取得する仕様にはなっていない。ということは、事前にユーザーには住所を登録しておいてもらう仕様なのだと思う。
Piotnet Addons For Elementor
お次はベトナム発のElementorアドオン、Piotnet Addons For Elementor。
こちらも機能的にはDynamic Contents for Elementorと同様の仕組み。Elementor Proのフォーム機能を拡張して、決済フォームとして利用ができる。決済もPaypalとStripeを備えておりDynamic Contents for Elementorと同様の処理が可能となっている。
今回見てみて気が付いたのだが、このPiotnet Addonsはe-addonsと同様にElementorのウィジェットに機能追加するタイプのアドオンなので、Elementorのウィジェットメニューが非常にシンプル。それとは裏腹に設定項目がグーンと増えるので扱いは熟練と学習が必要だろう。
JetEngine
JetEngineもPaypalとStripeが利用できる。なんといってもJetEngineはカスタム投稿やカスタムフィールドがプラグインを利用しなくとも利用できるのはありがたい…で決済機能はというと…EコマースやりたいならWooCommerce使えよというスタンスらしい。でもJetFormBuilderを利用すると、Dynamic Contents、Piotnet Addonsと同様にフォームを使った決済が可能となる。
解説のビデオがYoutubeで公開されているのだが、ともにGutenbergで設置の説明をしている。まあ、JetEngineはそのものの価格、維持費が高いので、今後は脱Elementor思考なんであろう。JetEngineはいつもよさそうに見えるんだけど、やっぱ価格が高いんだよね。
WooCommerceを使わずにECサイト…ちょっとハードルは高そう…WooCommerceを覚えるのが面倒な人はやってみても
いろいろ調べてみるとWooCommerceを使わずにECサイトを構築するのは少しハードルが高そう。アドオンを利用しても、通販系であれば事前に住所を登録させる仕組みも必要となるので、何か別のプラグインによるフォローアップが必要。カスタムフィールドの利用も必須だろう。
とはいえWooCommerceをインストールして設定する手間はやはり非常に面倒。となると簡単なECサイトであれば、利用せずに済ませたいというのが私の本心です。まあ、あれだけ利用されているWooCommerceが信用できない小心者ということでしょうかね。いや失礼しました。