プラグインを利用せずにSNSと連携する!夢のような機能が思いのままに
WordPressの投稿をSNSでもシェアしたいと依頼されたらどうするか…プラグインで対処?でも最近はfacebookやinstagramも有料のプラグインを使わないと共有機能が利用できない場合が多い。
となると、IFTTT、Zapier、n8nとかでRSSからSNSへ書き出すようにするのがもっとも早道かと思う。
では、どんな仕組み、手順になっているか確認してみる。
まずはIFTTT(イフト)iPhone使ってて知らない人は…みなまで言うまい
iPhoneと別のデバイスとの連携で、いろんな場面で利用されたIFTTT。まあHTTPのWeb連携なので、WordPressのRSSを読み込んでSNSシェアなんて素晴らしく簡単にできます。
- IFTTTにログイン
- メニューの「Create」をクリック(新しく機能[処理]を追加する)
- 「If This」の右側にある「add」をクリック
- 検索欄に「rss」と入力し検索結果から「New feed item」を選択
- 「Feed URL」にSNSにシェアしたいWordPressサイトのRSSのURLを入力
- 「Create trigger」をクリック
- 「3」のページに戻るので「Then That」の右側の「add」をクリック
- 検索欄に「twitter」と入力し検索結果から「Post a tweet」を選択
- 「Connect」と表示されるのでtwitterにログインをして連携をする
- tweetする内容のページに遷移するので、とりあえず「Create action」をクリック
- 「7」のページに戻るので、「Continue」をクリック
- 「Finish」をクリック…これで完了!
手順は多いけれど至極単純。自分のサイトRSSを入力して、どこにシェアするかを指定してあげるだけ。
facebookも同様にできるのだが…RSSをIFTTTの海外サーバーから取得するのでWordPressのサーバーがちゃんと海外向けに公開されているか確認する必要がある。海外向けに公開されていなければ、もちろんエラーで動作しない。
Zapier(ザピアー)でもWordPressからSNSへの共有可能…IFTTTより情報は少な目
Zapierでの設定はもUIが違うのでとまどうが、IFTTTと設定方法はほぼ同じ。こちらも海外サーバーからRSSを取得する仕組みなので海外サーバーからのアクセスを許可しておくこと。そういえば、Zapierはザピアーなのかザピエール、ザピエルなのか…まあ、どうでもいいか…ザピアーで。
- Zapierにログイン
- メニューの「Create Zap」をクリック(新しく機能[処理]を追加する)
- 「App Event」の下にある検索窓に「rss」と入力
- 「RSS by Zapier」を選択し「Choose an event」をクリックして「New Item in Feed」を選択
- 「Continue」をクリック
- 「Feed URL」に共有したいWordPressのRSSのURLを入力してから再度「Continue」をクリック
- 「Test trigger」をクリックするとRSSが取得されるので内容を確認してから「Continue」をクリック
- 次のアクションの設定の検索欄に「twitter」と入力し検索結果から「Twitter」を選択
- 「Action event」で「Create Tweet」を選択して「Continue」をクリック
- 「Choose an account」をクリックするとログインしているtwitterアカウントを選択して連携をする
- 「Set up action」でtwitterに共有する内容を選択する
- 「Continue」をクリック
- 「Test & Continue」をクリックするとtwitterにテスト的に投稿がされる。
- 動作に問題がなければ「Turn on Zap」をクリック…これで完了!
RSSの読み込み、投稿内用のプレビュー、テスト投稿まで確認できる。ザピアー便利!
最後はn8n!敷居は高い!でも自由度は最高!だって自分のサービスだから!
n8nってなんじゃいって…IFTTTやZapierが自分、個人で運営できるのがn8nなわけで。無料で使うとなるとIFTTTやZapierは連携できるサイトとSNSアカウントの数が限定される。まあ、面倒でなければ担当しているサイトの数だけZapierやIFTTTのアカウントを管理したらいいワケ。
そんなことより自分で自由に使えるOSSのワークフローツールを用意しちゃえばっていう案ですね。今回の本筋は。でですね。Google App EngineとAzureでインストールしてみました。Dockerで利用できるので超簡単…しかし、ここで問題大発生。
なんと、n8nを使ってtwitterに投稿したい場合はAPIを利用しないとダメなんじゃ!するってーと英語でAPIの利用を申請して審査を通過する必要があるのであった。なんか自分でサービス使って利用し放題という夢が見事についえた。でもn8n、いいんだよね。
残念ながらn8n.io以外のワークフローツールのオープンソースのコードでは、きちんとメンテナンスされているものはなかった。かろうじてHuginnというのが見つかったが、Ruby on Rails + MySQL or PostgreSQLという環境でしか動作せず…自分の食指は動かず…。
意外と敷居が高い現実を思い知らされた件であった。やっぱりIFTTT、Zapierは素晴らしいツールなんですね…。