Template MonsterのElementor人気プラグインは「Droit Addons」「Crocoblock」「Essential Addons」の3つでした!
Template Monsterで人気のDroit Addonsを調べてるうちにJet系の「Crocoblock」の魅力に気が付いて…予約系のサイト構築に即対応可能な「Crocoblock」は魅力的!
以前に記事にした、Template Monster主催の「Elementorのベストプラグイン、アドオンを決めるWebイベントが」の結果が発表されていた。
1位を獲得したのはナント!投票全体の25パーセントを獲得した「Droit Addons For Elementor」!存在は知ってたけど、よりによってDroit Addonsか…まったくチェックしてないということで、人気のEssential Addonsの上を軽々と超えていったDroit Addonsに注目してみた。
公式を確認してみる限り…あんまりEssential Addonsと変わらない。機能的にEssential Addonsと違のは2点かな?
以前から知ってはいたがチェックしていなかったDroit Addons。公式をチェックしてみて気になった機能、いわゆる検索で大人気の「Essential Addons」にない機能は下記の2点であった。
無制限のセクションネスティング
正直、ネスティングが多いのは便利なんだけど、ネスティングが増えるとそりゃDOMも増える。サイトのパフォーマンスで常に問題になる「過大なDOMサイズの回避」を実現したいのであればネスティングは少ないほうがいい。有料のキャッシュプラグインとかCDNとか使って、スピードのカサ上げできるならいいんだけど、それをしないのであれば、無制限のセクションネスティングは利用しないにこしたことはない。
メガメニュービルダー
メガメニューが使えるのは非常にいいと思うのだが…メガメニュー使いたいからって「Droit Addons使おう!」ってなるかな…いやならないね。おそらく基本はElementor Pro入れてメガメニューのプラグイン入れるよね。あと、メガメニューがウリの割に使えるブロックにはメガメニューのサンプルはない…残念至極。
最後に…Droit Addonsでは、中途半端な日本語化が気になった。「戻図書館」「お好」「粘部」「部リンク」「いい感じになっているのはバギーでの製品? 知らせて!」とか意味不明の直球機械翻訳を使った日本語が各所にある。まあ、普通に使えてるんで問題はないんだけど。
2位のCrocoblock…高いなと思いつつ、いろいろ調べてみると実はとってもお得感があるプラグインであった!
2位になったのは「Crocoblock」。複数のプラグイン集合体のJet Pluginsの総称。とりあえず高機能なので、使える範囲というのは広そうなのだが、予約・検索フィルターといった個別のプラグインそれぞれが別売されており、「個別に買うより全部買っちゃえ」と思わせる…というか思わせようとしているプランニング。年間399ドルで使いたい放題なんだけど、やはり高い。Elementor Proの以前の無制限利用価格が199ドルだったことを考えると…高いよね。
でもet Pluginsの、ただでも起きないところは、Gutenbergでも無料Elementor使えること。つまり「脱有料Elementor」なわけです。「Elementor Pro使わなくてもJet Pluginsだけでいいんですよ」ってワケです。
まあ、Elementor Proにこだわらなくても、Jet Pluginsは使えるのは目からウロコ。
下記のような環境を用意してJet PluginsだけのライセンスでWordPressのサイトを構築しまくるという流れも考えられる。
①Elementor(無料)+Jet Plugins(有料)
②Gutenberg(無料)+Jet Plugins(有料)
そうなるとJet Pluginsの年間399ドルという値付けも、あながち高くない。むしろ戦略的とさえ考えられる。ホテルや施設の予約、商談の予約などのサイトが構築できてヘッダー、フッターなどのテンプレートエンジンも利用できる…これはElementor Proユーザーで、Jet系のプラグインを活用したいと思っていたユーザーは、がぜん興味が出てくるだろう。
直近ではWooCommerceに力を入れているElementorだけど、コロナ後のサイト構築については予約系機能の充実が望まれる。
※まあ、WooCommerceにのっけてしまうと、デジタルコンテンツの販売や予約サイトは簡単に開設できる。設定の手間は非常にかかるが。
Droit Addonsの機能はどんなんか調べようと思っていたら、Jet系プラグインの可能性を見出してしまった!あー気になるCrocoblock!
あと、Crocoblockの開発はウクライナでやっている。利用や購入の動機に十分な理由になるだろう。あしからず。